臨床検査技師
臨床検査技師とは、医師の監督のもと、患者の血液検査や脳波検査、心電図検査など様々な臨床検査を行う職業です。
医者に治療方針の決定材料を提供すべく、患者に関する様々なデータをとります。血液検査や尿検査、病原菌の検出、心電図検査などありとあらゆる検査業務を担当します。臨床検査技師国家試験に合格すれば臨床検査技師になることができます。
国家試験の受験資格を得るには、基本的には指定された3年制の短期大学・専門学校、4年制の大学を卒業する必要があります。
臨床検査技師養成大学の7割程度が国公立大学であり、難易度は高いです。短期大学、専門学校も同様に国公立の難易度が高い傾向にあります。
私立の養成校に関しては難易度は様々です。養成校によって臨床検査技師国家試験の合格率も変わってくるため、しっかりと事前に調べておましょう。
エネルギー管理士
エネルギー管理士は、省エネルギー法で定められた国家資格です。一定以上のエネルギーを使う工場や特定の工場では、規模などに応じたエネルギー管理士の資格を持った人(エネルギー管理者)を置くことが法律で決まっています。
エネルギー管理者は、エネルギーを合理化するために、設備を管理したり、使用方法を改善・監視するなどの仕事を担当します。
なお、過去には熱分野、電気分野で分かれていたため、慣習的に熱管理士、電気管理士と呼ばれることもあります。
資格の取得方法は、エネルギー管理士試験に合格する方法、認定研修を受け修了試験に合格する方法の2つがあります。試験・研修とも、財団法人 省エネルギーセンターが実施しています。
社会の動きとして環境に関わる資格のニーズは高まる方向にあるので、潜在的な部分も含め今後も安定したニーズがあるものと見られています。