ハローワーク
ハローワークは、「公共職業安定所」の正式名称がありますが、以前は、世間一般で、「職安」という呼ばれ方をしていました。最近では、「ハローワーク」という呼ばれ方が、広く根付いています。
ハローワークは、厚生労働省が管轄しています。「雇用の創出・安定を図り、雇用不安を払拭するための雇用対策の推進」を目的として、全国各地に存在しています。
再就職を支援し、失業者を減らすために作られたのです。ハローワークは、人々の税金で成り立っていますが、このところの国家の赤字で、地方にあるハローワークが縮小されることが決定しました。
ハローワークは、誰もが利用できますし、無料で利用することが出来ます。一般的に広く知られているハローワークの役割は、「求職・求人」「雇用保険手続き」でしょう。
地元に帰って、再就職先を探したいときや、都会に出て働きたい場合など、求人情報誌では調べるのに限界があります。
インターネット上の求人サイトでも、全国の情報を知ることが出来ますが、ハローワークにしか、求人を出さない企業もあります。ハローワークでしか、知り得ることが出来ない情報があるのです。
パートタイムの仕事
家庭を持ち、子育てと両立しながら出来る再就職先を探そうとした場合、正社員では、なかなか時間的に難しく、就業時間に制限があるので、パートタイムの働き方を考える人もいると思います。
ハローワークでは、地域に根ざした求人を多数取り扱っていますので、このようなパートタイムの仕事が見つかり易くなっています。
ハローワークでは、アルバイトやパートなどを総称して、「パートタイムの仕事」と呼んでいます。ですから、求人の対象者は、女性に限ったことではないのです。
性別も年齢も関係ないのです。パートタイムとして探せる仕事には、「1日3~4時間週2,3日」「1日7~8時間週5日のフルタイム」「午前中のみで週5日」などさまざまな種類があります。
規模の小さな会社や、求人情報誌に掲載するための予算を切り詰めたいと考えている企業などは、無料で掲載してもらえるハローワークを進んで利用しています。
また、近年の不況から、正社員を雇う余裕のない企業は、パートタイム労働者を増やしていますので、ハローワークでもパートタイムの求人が増加傾向にあるようです。最近では、福祉関係の介護職のパートタイムの仕事が多いようです。