危険物取扱者

危険物取扱者は危険物の取り扱いやその指示を行うために必要な国家資格です。危険物取扱者の資格には甲種、乙種、丙種の3種類があり、取得した資格によって取り扱える危険物が異なります。
尚、一番難易度の高い甲種を取得すれば、第1類から第6類まで全ての危険物の取り扱いと立ち会いが可能となります。
危険物取扱者試験には、甲種・乙種(6種類)・丙種と多くの種類がありますが、様々な工場で使用される有機溶剤の取り扱いやガソリンスタンドなどでの勤務に必要になる「乙種第4類」の受験者が圧倒的に多いです。
危険物の取り扱い作業に従事している危険物取扱者は、危険物の取り扱い作業の保安に関する新しい知識、技能の習得のため、3年以内毎に都道府県知事が行う講習を受けなければなりません。

社会保険労務士

社会保険労務士は人事・労務関係の法律知識を問う国家資格です。社会保険・労働・年金などに関する法律に基づく申請書の作成や提出が主な仕事。試験の難易度は高いが、例年4万人以上が受験する人気資格です。
合格後、社会保険労務士になるには(登録するには)、労働社会保険諸法令事務についての2年以上の実務経験か厚生労働大臣が指定した講習を修了する必要があります。
合格者に対する女性の割合は3割程度で、難関士資格の中では比較的女性の割合の多い資格。合格者の年齢は30代(約40%)と40代(約20%)で6割以上。職業別では会社員の合格者が約半数、次いで無職が約2割です。
平成22年度から美容師養成施設の卒業者や国家公務員Ⅲ種合格者などにも受験資格が認められるようになり、多くの人が受験しやすくなりました。

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