土地家屋調査士
土地家屋調査士とは、不動産の所有者から依頼を受け、土地や建物、家屋を調査、測量して図面作成、不動産の表示に関する登記の申請手続などを行う、測量及び表示に関する登記の専門家。合格者には女性が少なく、男性が9割以上を占めています。
土地家屋調査士試験には筆記試験と口述試験があり、口述試験に合格すると土地家屋調査士資格が取得できます。
筆記試験には午前の部、午後の部があり、ともに多岐択一式と記述式により実施されます。
午前・午後ともに、多岐択一式、記述式の各成績のいずれかが一定の成績に達しない場合、それだけで不合格となります。
測量士、測量士補、1級・2級建築士の資格取得者は、午前の部の試験が免除になります。
特別ボイラー溶接士
特別ボイラー溶接士はボイラー(小型ボイラーを除く)又は第一種圧力容器(小型圧力容器を除く)の溶接(自動溶接機による溶接、管(ボイラーにあっては、主蒸気管及び給水管を除く。)の周継手の溶接及び圧縮応力以外の応力を生じない部分の溶接を除く。)の業務を行う際に必要な資格です。
この業務のうち一定のものは、普通ボイラー溶接士の資格でも行うことができます。ボイラー溶接士には普通ボイラー溶接士と特別ボイラー溶接士の2種類があります。
特別ボイラー溶接士は全てのボイラー、第一種圧力容器の溶接作業を行えますが、普通ボイラー溶接士は限定された範囲の中でしか溶接作業を行うことができません。
溶接技術を維持するために、ボイラー溶接士には免許の有効期間が設定されており、2年ごとに更新をする必要があります。