一級建築士
建築士は住宅や公共施設など建築物の設計・工事管理を行う建築の専門家。主な建築士の資格には一級建築士・二級建築士・木造建築士の3つがあり、取得した資格によって設計管理・工事監理できる建築物の規模が異なります。一級建築士を取得すれば、全ての建築物の設計・管理が可能となります。
建築物の大きさに制限のある二級建築士とは異なり、一級建築士はあらゆる大きさの建築物に関わる事ができます。
建築士は、クライアントからの依頼に応じて構造や予算、デザインなどを総合的に考慮しながら建築物の設計をし、工事監理を行います。その他にも建築の確認申請など業務内容は多岐にわたります。
家をただ設計し、作るだけでなくバリアフリーに重点を置いた住宅や、デザインに優れた建築物を作れるように他の資格(福祉住環境コーディネーターなど)や能力(デザイン能力)があれば需要は多いです。
ITパスポート試験
ITパスポート試験は、職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識を測る資格試験です。
現在、あらゆる業種・業界でITの知識は必須となっていますが、ITパスポートの取得によってITの基礎知識の証明に活用できます。
入門レベルのITパスポート試験から、基本情報技術者→応用情報技術者へと上位資格を取得していく人も多いです。
初級シスアドが平成21年度春期をもって廃止になりましたが、同じレベルの試験がこのITパスポート試験。情報処理推進機構の試験では一番容易な入門の試験とされています。
以前の試験制度で実施されていた初級シスアドの後継資格ですが、制度が変更され名称も変更になったため、知名度が高まるまではどんな資格なのかを相手側に伝える必要があるかもしれません。
ITパスポート試験のみで就職できるような資格ではありません。もちろん、国家資格ということもあり、アピールポイントになるとは思われますが、膨大な取得者の数を考えるとインパクトは弱いです。